アジア女性基金の構造
そしてアジア女性基金の構造は主に4つある。
第一に、元「慰安婦」への償い金は国民からの拠金によるが、そうした募金活動や被害者への償い金の手渡しなどにかかる費用はすべて政府予算からまかない、国民からの拠金はすべて被害者に渡る仕組みである。
第二に被害者個々人に日本政府が正式のお詫びを示すこと。
第三は女性の尊厳を傷つける制度を将来二度と繰り返さないよう、問題を歴史の教訓とする政策を実施することである。
最後に政府予算から被害者に対して医療福祉支援の施策を加え最終案とした。
実際の活動は被害者からの要請があり、償いの事業が実施可能と判断したフィリピン、台湾、韓国、オランダ、インドネシアの5カ国で行われることになった。
その具体的内容としては「総理の手紙と償い金は直接被害者本人に届くことを原則とする」「当該国・地域の実情に応じ、その政府が実施してきた施策との整合性、被害者のプライバシー保護との生活の平穏の維持に最大限努力する」「当該国・地域の政府と関係市民団体などに協力を求める」とある。